人気ブログランキング | 話題のタグを見る

スリランカで生活するKauraの宝☆探しの日々を紹介


by KauraS
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

旧正月

以前女だけで鍋パーティーをした“火鍋(ひなべ;日本人の間の通称)”に夫の職場の同僚と夕食を食べに行った。最近は、異常気象のためか朝晩肌寒いので熱い鍋がなかなかGood!!

さて、もうそろそろお開きかなと思った瞬間、外で花火や爆竹が響き渡り驚いた☆((+_+))☆忘れていたが、どうやら中国の時刻に合わせて旧正月を祝ったようだ。ちょうどお会計も終わったので、早速外に見に行くと、中国人とスリランカ人の店のスタッフがねずみ花火で楽しんでいるところだった。

日本人は「花火は人に向けてはいけないよ」なんて子どもの頃から習うものだが、以前、グアテマラにいたときもそうだったが、ここでも花火を投げまくる。芝生の上で花火が燃えていたってすぐには消さないのである。なんて危ないんだ。ねずみ花火などは、投げると回転しながら上にあがっていくのが日本人の常識と思うが、ここでは、横向きに投げて、すごい勢いで前進させて、皆が避けるのを楽しんでいる様子。私たちはそのねずみ花火が当たらないように注意しながらしばし観覧した。

私は、日本で旧正月を祝ったことはないが、お隣韓国の友人も祝うというし、同じアパートで一番仲の良かったマレーシア人も旧正月を祝うために1月1日から帰国してしまい、未だ戻って来ない(ToT)/~~~。隣国といえども、文化の違いがあるから世界を旅するのはおもしろいんだろうな。

あっそいうえば、2月3日は日本では節分。今年は豆を買い忘れたので食べれないが、関西方面の友人は恵方巻きを作って食べたとのこと。
# by kauraS | 2011-02-03 12:58 | 文化

最後の○○

今週からは私の中で“最後の○○”というイベントが多い、本格的に帰国モードに突入だ。

昨日は、以前ブログでお伝えしたスリランカでの活動、“ヘルスサポートネットinコロンボ”の最後のミーティングに参加した。このグループは、医療・保健・福祉分野を専門とするスリランカ在住の主婦がメンバーだ。立ち上げる当初は勉強会を中心に活動する予定であったが、ついついスリランカの病院情報が不足しているという日本人の声に応えてしまい、医療情報冊子の作成が中心の活動になってしまった。

私自身は昔から病院とは縁のない生活だったので、日本においても病院についてはあまり知らなかったが、医療情報冊子を作成するに当たり、たくさんの協力者から多くのことを学ぶことができたので、活動できてよかったと思っている。これもあと少しで皆の手元に届けられるまでにほぼ完成した。残念ながら完成品を手にすることなくスリランカを立たなければならないが(>_<)私がマラウイでボランティアをしたNGOでも、栄養教材を作成したが完成品を手にすることができずに帰国になってしまった。きっと私はそういう運命なのだろう。嬉しかったのは、そのときの完成品は後日きちんと日本の家に届けられたことだ。スリランカではすでに友人に依頼済み(^_-)-☆日本に届けられるのを楽しみに待ちたいと思う。

そして、今日は、午前中に最後のIEA月例ミーティング、午後には最後のスランガニのボランティアワークに参加した。明日は夫の職場の扶養家族での歓送迎会ランチ、そして明日以降も友人らからランチのお招きを受けている。最後までスリランカライフを楽しんでいこうと思う。

写真のアクセサリーは、ブリカンのクラスメートや先週遊びにいった友人らから送別にと贈られたものである。さすがにアラフォーに近付きつつある年齢でおもちゃを利用する機会もないので、以前数回ボランティア活動に参加した施設の子どもたちにドネーションすることに決めた。友人らからの気持ちは忘れずに大切な思い出に残しておこう。

最後の○○_f0238123_203237.jpg

# by kauraS | 2011-02-01 22:50 | お宝

観光バブルの落とし穴

先日、新聞にピンナワラのゾウの孤児園のゾウが亡くなったという記事が掲載されていた。なんでも、飼育係りの人がゾウの急所を槍(短い槍を操ってゾウに指示を出している)で突いてしまったのが原因らしい。

この孤児園はそもそも群れとはぐれた子ゾウや怪我をしたゾウが一時期保護される施設であったのだが、スリランカの中でも指折りの観光名所になった今は、施設内で繁殖なども行われているらしい。その増えたゾウの世話をするために新たな飼育係りが雇われたが、彼らはゾウについての教育を受けずに仕事に就くため、今回のような双方にとっての悲劇がうまれてしまうのだ。

観光バブルの落とし穴_f0238123_1653444.jpg観光バブルの落とし穴_f0238123_16543356.jpg私も大好きな場所のひとつなので、昨年末に両親が来スした際に家族で立ち寄ったのだが、以前まで掘立小屋のようだったチケット売り場や入口が、いつの間にかりっぱなゾウの銅像が立ち、チケット売り場も素敵な造りに代わっていた(上の写真が新しい入場口、下は以前のもの)。

この孤児院の入場料はスリランカ人がRs.100であるのに対し、外国人観光客がRs.2,000と20倍の料金を請求される。私はいつもお金を払う時に、どの国よりも観光客にやさしくない国という印象を植え付けられる。それでも連日たくさんの観光客が訪れるので、相当の利益を上げていることが今回新しい建物を見て感じた。

また、そのときはショックなことにメインイベントであるゾウの水浴びが、川の増水で中止になってしまった。観光バブルの落とし穴_f0238123_16555320.jpgそれなのに料金設定はそのままで、それを目的で来ている観光客に対して何の配慮もなかった。

そして、もうひとつ違和感を持ったのが、ここのもうひとつのイベントである子ゾウのミルク飲みである。さっきまで木の幹を普通に食べていたゾウに対して、お金を払って観光客がミルクを与えていた。完全に商売目的のイベントだ。

今、スリランカは世界的にも観光地としてスポットを当てられている。有名なホテルなどはそれなりの値段がするにも関わらず、数カ月も前からの予約が必要な状況である。でも、私の周りでも何人かが気付き始めている、ここのサービスやホスピタリティーのレベルは隣国のタイ、シンガポールやインドネシアに比べて値段の割に低いということを。

今は世界中からどんどん観光客が来ているが、調子に乗っていたり、違和感をほっておいたりするとリピーターが来なくなってしまうということをスリランカ人は気付くべきだ。と思わず忠告したくなってしまう。


観光バブルの落とし穴_f0238123_16564766.jpg

# by kauraS | 2011-01-29 16:50 | スリランカ

Weligamaの旅

夫の最後の出張が決まった日、偶然にもブリカンのクラスメイトだった友人から「26日に我が家に泊まりに来ないか」という手紙が届いた♪これは行くしかないでしょ(^_-)-☆と早速電話をして、26日の英語のレッスンが終わった後に、ウェリガマに向かった。スリランカ最後のひとり旅だ。

行きはコルピティヤという家の近所からバスに乗り南下した。約4時間でたったのRs.150(約120円)である(本当はRs.130と後から友人に言われたのでどうやらRs.20ぼられたらしい(^_^;))。コロンボから3時間のゴールに着いたときに友人に連絡を入れたので、ウェリガマでは友人が私を待ちわびていた。しかも、親戚のおじさん2人、おばさん1人、いとこ1人、兄、そして友人の6人で歓迎してくれたのである\(^o^)/

友人は6年前に父を亡くし、今は親戚の家に家族で居候をしている。そこでは母とひとつのベッドで寝ているため、私は友人宅のすぐ近くの祖母の家に泊まることになった。皆、外国の人がこの家に泊まりに来たのは初めてのことだととても喜んでくれた。

ウェリガマは小さい町ではあるが、スリランカ“地球の歩き方”に1ページだけ紹介されている。その貴重な1ページには、ストルト・フィッシングというおもしろい手法の漁が紹介されていた。祖母の家で一息入れた後、私たちはそのストルト・フィッシングを見学するために、皆で海まで歩いていった。なぜかずっと団体行動(*^_^*)Weligamaの旅_f0238123_20384544.jpg

海に着くと、漁師が座って漁をする棒だけ残されていた。朝・夕にこの棒の上で竿を垂らして漁をするのだが、最近では船で沖に出て漁をするようになり、以前のように頻繁に見られなくなってしまったらしい。そういえば、地球の歩き方にも「ストルト・フィッシングは観光用?」という記事がでていた。なんでも、観光客が近づいて写真を撮ると浜辺で待機している仲間がお金を請求してくるとか、ということは、この漁は平日ではなく、週末など観光客がいるときに行われているのだろうか。

まあ、残念だが仕方がない。海で涼みながら夕方までおしゃべりをし、家に戻った。夕食はもちろんカレー、新鮮な魚で作ったカレーはとても美味であった。私のために味もマイルドだ♪

次の日は、友人宅、親戚宅、お寺、石像などを見学し、家に戻ってランチを食べた後に、私が持って来た折り紙で遊び、そして2時30分に帰路に着いた。帰りは、最後に電車が乗りたかったために、電車の走るゴールまでバスで行き、そこから電車に乗り換えた。通常は友人もウェリガマからコロンボへは電車を利用するのだが、現在はゴールから南下する線路の修復工事が行われているために、ゴールまではバスを利用しなければならなかった。

なぜ、そこまでして電車に乗りたかったかというと、ゴールからの電車は夫と私がスリランカに赴任して初めて旅をしたところだったので、なんとなく思い出に浸りたくなってしまったことと、前回不慣れだったために席を確保することができず、立ちっぱなしだったので、リベンジ!?がしたかったからである。

そして今回の目的のひとつである車窓から海に沈む夕日を眺めることを実現するために、ゴール発3:45の電車に乗った。この電車はファーストクラスがないので、2等席の自由席を選択した。海沿いの窓側、進行方向側という好条件の席をゲットし、リベンジなるか!!と思っていのだが、途中から雨が降り出し、最後には窓から雨が吹きつけてきたので泣く泣く窓を閉めての移動になってしまった。夕日などもちろん見られなかった。

うーん、リベンジ果たせず(>_<)、それでも旅らしい旅に浸れたのでなんとなく満足♪夜の7時、我が家に到着。夫に電話を入れると道路が混んでいるので帰宅は夜の9時近くになってしまうとのこと。よし、ぎりぎりセーフ!と主婦に戻り、夕飯の支度を始めた。

*友人宅でごちそうになった夕食・朝食・昼食 お世話になりましたm(_ _)m
Weligamaの旅_f0238123_2040294.jpg
Weligamaの旅_f0238123_20405773.jpg
Weligamaの旅_f0238123_20413542.jpg
# by kauraS | 2011-01-27 23:36 |

(^o^)/‏

先日、実家の母からタイトルに“(^o^)/”の付いたメールが送られてきた。この顔文字の印象からいって、良いニュースだろうとルンルン気分でメールを開いたら、父が高熱をだしたという知らせ\(◎o◎)/

後日回復したとの連絡をもらったので、ひと安心(^v^)。まだまだ寒さが続くと思うけど、日本のみなさん、風邪など引かないように、身体を大切にね。

ところでお母さん、顔文字の使い方間違えてるよ(^_^;)
# by kauraS | 2011-01-26 03:17 | 保健